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無賃労働や長時間労働に繋がっている!?軽貨物ドライバーのフォローシステムについて

慢性的な人手不足を抱える運送業界。国土交通省のデータでも人手不足による長時間労働が問題視され、様々な対策が練られている昨今です。

そういった人材不足もあって、軽貨物ドライバーの業界では、フォローシステムというものが生まれてしまっている現状をご存知でしょうか?

フォローシステムによって救われる軽貨物ドライバーがいる反面、逆に無賃労働させられた挙句、長時間労働になってしまったという事例もあり、非常に問題視されています。

なぜ、宅配のフォローシステムが生まれてしまったのでしょうか?

本記事では、以下の点からフォローシステムについてご紹介していきます。

  • フォローシステムとは
  • なぜフォローシステムが生まれてしまうのか
  • フォローシステムの問題点

以上を中心にご説明していきましょう。

フォローシステムとは

フォローシステムとは、同じ委託先から荷物の配送を請け負っているドライバー同士が、何かしらの事情で荷物運べなかったり、その日の荷物の配達ノルマである個数を達成できなかったりした時に、他のドライバーが荷物の配送を手伝うこと!

一見、軽貨物ドライバー同士が助け合っているポジティブなシステムのように見えますが、実は様々な問題点も指摘されているシステムでもありますので、注意が必要です。

なぜフォローシステムが生まれてしまうのか

軽貨物ドライバーが業務委託で仕事をしていく上で、なぜフォローシステムが構築されてしまうのでしょうか。

様々な原因によって宅配ヘルプシステムが生まれてしまうという現実があり、納得できる原因から理不尽なものまであります。

ここからは宅配ヘルプシステムが構築されてしまう原因についてご紹介していきましょう。

配達ドライバーが体調不良や怪我などで急遽配達できなくなった

体調不良の軽貨物ドライバーが出てしまったため、その日の中に配達しなければならない荷物を配達しきれなくなってしまう恐れがあるときに、フォローシステムが機能することがあります。

同じ業務委託先の軽貨物ドライバー同士で、休んでしまったドライバーの分の荷物を手分けして配ることで、配達遅延を防いでいくことが目的です。

自分もいつ体調が悪くなるか分からないですし、フォローシステムが発動されるのも納得がいく理由なのではないでしょうか。

業界初心者がいると1日の配達ノルマが達成されないことがある

同じ業務委託先に業界新人の軽貨物ドライバーが入った結果、そのドライバーが1日に配達しなければならないノルマをクリアできず、他のドライバーが運んでいくということもあります。

業界初心者でも達成できるようなノルマではなく、経験者でもやっとこなすようなノルマのところも多く、他のドライバーにもしわ寄せがくるという形です。

業界に新規参入している方がいないと軽貨物ドライバーの仕事の負担が減らないので、仕方のない部分はあるのではないでしょうか。

のちのちに、より多くの荷物を運べる軽貨物ドライバーへと進化してもらうことを期待していきましょう。

配達が遅いドライバーがいるため1日の配達ノルマが達成されないことがある

そもそも経験者でも配達が遅いドライバーがいるというのも事実です。

本人に自覚があるのかないのかは別として、配達が遅いため、1日のノルマをこなせず、他のドライバーがフォローして配達していくという形になることもあります。

配達経路を必要な数よりも減らして人件費を浮かしている

本来ならば配達経路が7本必要な荷物量や地域なのに、人件費を浮かせて会社の取り分を多くするために、配達経路を減らして6本にするといったことが行われていることもあります。

こうした経営者側の事情によって、一人一人の軽貨物ドライバーの荷物量が増え、1日のノルマを達成しきれない量になったために、他のドライバーが助けなければその日中に配達できないということも生じているのが現実です。

経営側がピンハネ額を増やそうとしている悪質なケースもあるため、十分注意してください。

業務委託先の杜撰な配達計画によることも・・・

常に一定の荷物量で日々配達の指示を業務委託先が行なってくれれば良いのですが、日によって荷物の量が極端に少なかったり多かったりするということがでてくる場合もあります。

業務委託先が配達荷物量を適切に管理し、コントロールしていれば起きないのですが、杜撰な配達計画をしているため、結果的に荷物が多い日にノルマを達成しきれないドライバーが出てきてしまうことが起きているのも現状です。

ノルマを達成できないドライバーの尻拭いをするため、他のドライバーが荷物を運ぶことになってしまいます。

宅配のフォローシステムの問題点

上記でご紹介した通り、様々な原因によって宅配のフォローシステムが生まれてしまいます。

一見、互助作用のある良いシステムのように見える宅配のフォローシステムですが、実際には様々な問題点が指摘されています。

ここからは具体的な宅配のフォローシステムの問題点について、ご紹介していきましょう。

無償で他のドライバーのフォローをさせられている実態がある

他のドライバーが運べなかった荷物を運んであげた分だけ上乗せして、給料が支払われれば何も問題はないでしょう。

ですが、フォローシステムで運んだ荷物の分は給料には加算しないというところがあるため、非常に注意しなければなりません。

ただ働きさせられるという危険があります。

業務を受ける側の弱みにつけ込んで無理難題をふっかけてきている

下請けという弱いところをついて、無償で他のドライバーが配達しきれなかった荷物を運ぶように押し付けてくる業務委託先もあります。

断った結果、今後の配送の依頼に影響するのではと考えてしまう軽貨物ドライバーも多いでしょう。

ですが、契約を切られたとしても、ドライバー不足なので、より良い条件の業務委託先があるのも事実です。

業界全体がドライバー不足なので穴埋めできる人員がそもそも確保できない

軽貨物ドライバー業界全体が人手不足なため、休んでいる人の分の穴埋めができる人材をすぐに確保することが難しいというのも現実です。

ですが、最近では、配達アプリなども登場し、個人が直接荷物を引き受ける制度も充実してきているため、穴埋めできる人材を探すことも少しずつできるようになってきています。

まとめ:「フォローシステムで被害を受けないためには」

フォローシステムとその原因、問題点についてご紹介していきました。

人手不足だけでなく、業務委託先の経営上の問題や軽貨物ドライバーの足元をみてフォローを頼んでくるところもあるので、注意が必要!

フォローシステムで被害を受けないためには、以下のような対策をしていくことが重要になります。

  • 個人事業主なのでお金にならない仕事はしないと決意する
  • 採用面接時や業務委託契約を結ぶ際にフォローシステムがないかどうか確認する
  • 成果主義のところと業務委託する
  • 様々な業務委託先や配達アプリから仕事を受けてリスクを分散させる

といった対策を行なっていくことが必要になるので忘れないでください。

軽貨物ドライバーは個人事業主ですので、仕事をしたくない相手とは仕事をしなくて良いわけです。

しっかりと自分が納得できるような契約内容や働き方で、どんどん稼いでいくことをおすすめします。

軽貨物ドライバーJP
軽貨物ドライバーJPは東京都を中心に埼玉、千葉、神奈川県全域で軽貨物運送事業、軽貨物運送オウンドメディアを運営しております。豊富な案件を取り扱っており、現在も老若男女問わず、多くのパートナードライバーさんが活躍してくれています。弊社は共に働くパートナーさんを第一に考える会社です。また随時、パートナードライバーさんを募集しています。気になることやご相談も小さなことでも構いません。まずはお気軽にお問い合わせください。軽貨物ドライバーJPの求人ページはこちら

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