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軽貨物の燃費を抑える4つのポイント。燃費のいい軽貨物ランキングも紹介

軽貨物の仕事をするうえで無視できない燃費。

「ガソリン代が高くて収入が減ってしまう……」という悩みを抱えている軽貨物ドライバーも多いでしょう。

ガソリン代は経費として計上されるため、節約できれば収入を大きくできます。ですが、具体的な節約方法を知らずに営業している人も少なくないのが現実です。

今回は軽貨物の燃費について、平均額や燃費を節約する方法など幅広く紹介していきます。燃費のいい車ランキングについても紹介しているので、これから軽貨物車を用意する人は参考にしてくださいね。

1つでも多くの節約方法を実践して、燃費よく事業をおこなっていきましょう。

目次

軽貨物車の燃費の平均はどれくらい?

燃費とは、1Lのガソリンでどれだけ走れるかの基準です。

燃費は車によってさまざまで、車種や扱っているエンジンによって大きく変わります。

そこで、軽自動車の燃費の平均について軽バン・軽トラックに分けて解説します。

軽自動車の燃費の平均

一般的な軽自動車の燃費は20.00km/L前後が平均です。

軽自動車は車体が小さいうえにエンジンも小型のため、消費するガソリンが少なく、普通自動車よりも燃費がよい点で人気があります

しかし、同じ車でもグレードによって燃費は異なるため、あくまで平均として見ておきましょう。

軽バンの燃費

軽バンの燃費は20.00km/L前後が平均です。

軽自動車のなかでは車体が大きいほうなので燃費が悪いと思いがちですが、燃費性能は優れているといえます。

荷物を積み込めるスペースが広いうえに、燃費がよい点を考えると軽バンは軽貨物ドライバーにおすすめです。

実際に軽バンを利用しているドライバーも多く、購入を考えるのであれば軽バンを選択するのが無難でしょう。

軽トラックの燃費

軽トラックの燃費は15.00km/L前後が平均です。

軽バンよりも若干燃費が悪いですが、軽トラックはたくさんの荷物を運べるので、運べる荷物の量などを加味すると一口に「軽トラックは悪い」とはいえません

軽バンに積み込めないほどの荷物でも軽トラックなら運べる場合があります。

しかし、軽貨物ドライバーは小型の荷物をメインに扱うため、軽トラックほどの積載量は必要ないケースが多いでしょう。

軽貨物車の燃費がよくなる4つのポイント

燃費向上

軽貨物車両の燃費を少なくしてガソリン代を抑えるコツを、「軽貨物車両の装備」面や「運転技術」という観点、「メンテナンス」方法、「ガソリン代を抑える財テク」からご紹介していきます。

軽貨物車両の装備を整える

軽貨物車両の装備を整えることで、燃費を抑えてガソリン代を節約できます。

燃費のよい車両で配達すること」や「最新の高性能カーナビを使うこと」がガソリン代を抑えるコツとして効果があります。

それぞれのコツについて詳しく紹介していきましょう。

燃費のよい車両で配達する

燃費の良い車両を軽貨物事業に使っていくことが、ガソリン代を抑えるコツとして最も重要です。

ガソリン代は毎日かかる経費なので、燃費の良い車両選択がガソリン代節約には欠かせません。

軽貨物車両ではリットルあたり15kmから20km走れる車を使うことをおすすめします。

上記の車両で1日200km程度走るとすると、1日あたり13リットル前後ガソリンを消費していくことになるでしょう。

レギュラーガソリンのリットルあたりの平均価格を150円とした場合、燃費の良い車両で1日約2,000円、1ヶ月22日間営業するとして44,000円もガソリン代がかかります。

この金額をいかに減らせるかはもちろん、ガソリン代月44,000円を維持できるようにするのも大切です。

昨今では、電動自動車を利用する選択肢も出てきています。

電動自動車の性能は向上しており、いかに燃費よく車を走らせるかを自動で操作する機能が搭載されているものもあります。

ガソリン代を節約する一番の方法は燃費のよい車両を選択することです。

最新の高性能カーナビを使う

最新の高性能カーナビの使用が間接的に燃費を抑え、ガソリン代の節約につながることはご存知でしょうか。

目的地までの最短経路を見つけられるだけでなく、渋滞時の迂回路も教えてくれるので、配達効率が上がり無駄なガソリン消費を減らせます

軽貨物車両の運転技術を身につける

燃費のよい運転技術を身につけることでガソリン代の節約につながります。

塵も積れば山となるではありませんが、1日1日の意識が燃費削減に大きな影響を与えるでしょう。

燃費向上運転テクニック
  • 一定の速度でアクセルを保つ
  • アイドリング時間を減らす
  • エンジンブレーキを有効に利用していく
  • エアコンは控えめにする

それぞれの運転技術を紹介していくので、日々の運転に取り入れてガソリン代を抑えましょう。

一定の速度でアクセルを保つ

一定の速度でアクセルを踏み続けるのもガソリン消費を抑えるコツです。

急発進や急加速、急停車は燃費が悪くなる原因の1つ。しっかりと車間距離を保つことや信号の色を意識した走行が大切です。

一定の速度を保てるように意識すればガソリン代を大幅に節約できるでしょう。

アイドリング時間の減少

アイドリングの時間を減らせば、ガソリン消費を抑えられます。

軽貨物配送では、停車時間も停車回数も多くなるでしょう。

荷物の積み下ろし時の停車や時間調整での停車、お昼ご飯を車内で食べる時の停車時間など、アイドリングせずにエンジンを切って停車させてください。

空調などは効かなくなりますが、燃費は抑えられます。

真夏や真冬といった時期を除いて、積極的にエンジンを切って停車するようにしましょう。

エンジンブレーキの有効利用

急減速せずに、エンジンブレーキを多用することも大切です。

軽貨物車両は燃料を満タンにすると車重が大幅に増加するため、エンジンブレーキの効果が増すというのをご存知でしょうか。

軽貨物車両とエンジンブレーキは非常に相性がよいのです。

エアコンは控えめに

エアコン利用もガソリン消費の原因です。

エアコンを使っている時と使っていない時では、3割から4割も燃費が変わるのをご存知でしょうか。

必要以上にエアコンを使わないようにしたり、エアコンが不要な時間帯に配送を多くしたりするなど、エアコンの使用時間を減らしていくことがガソリン代節約に有効です。

軽貨物車両のメンテナンスをしっかりとおこなう

軽貨物車両のメンテナンスをおこなうことで燃費がよくなります。

燃費向上のためのメンテナンス項目
  • タイヤの状態を点検
  • エンジンオイルをこまめに確認

メンテナンス方法をそれぞれ詳しく確認していきましょう。

タイヤの状態を点検する

タイヤの摩耗度合いと空気圧のチェックが重要です。

タイヤが摩耗してきてしまうと、1回転あたりの進む距離も減るので、同じ距離を移動するにも多くの燃料を消費してしまいます。

タイヤの摩擦抵抗も大きくなるため、2重で燃費が悪くなってしまうということも。

毎日の点検でタイヤのスリップサインが出ていないかどうかを確認して、タイヤの摩耗にもすぐ気がつけるようにしておきましょう。

また、空気圧も燃費向上のポイントの1つ。

空気圧が低すぎると燃費が悪くなるのはご存知でしょう。一方で、空気圧が高いと燃費はよくなるのですが、車が跳ねたとき荷台への衝撃が強くなることはあまり知られていません。

空気圧は低すぎず高すぎずで調整しておくと、燃費もよく荷物の安全性も高い軽貨物車両の状態をキープできます。

空気圧についても、毎日の業務前に確認する癖をつけておきましょう。

車両ごとに適切な空気圧が決まっているので、その適切な空気圧の数値に合わせておくことをおすすめします。

エンジンオイルをこまめに確認する

エンジンオイルが劣化すると燃費が悪くなってしまいます。

燃費が悪くなるだけでなく、エンジンの焦げつきという最悪な状況も起きるので厄介です。

半年に1回や走行距離が5,000kmを超えた時には、エンジンオイルの交換を強くおすすめします。

オイルエレメントもエンジンオイルの交換時に確認し、おおよそエンジンオイル交換2回に1回はオイルエレメントも交換しておくと安心です。

ガソリン代を抑える財テクもある

財テクによって、間接的にガソリン代を節約していくこともできます。

ガソリン代を抑える財テク
  • クレジットカードのポイントを使う
  • 各種ポイントカードを常に利用する
  • ガソリン代の安いスタンドを把握する

それぞれの財テクについて説明していきます。

クレジットカードやポイントカードを駆使する

クレジットカードでガソリン代を払うとクレジットカードのポイントも溜まっていきます。

さらにクレジットカードと各種ガソリン会社のポイントカードが一体型の場合、ポイントカードにもポイントがつくため、より多くのポイントを得られるでしょう。

また、クレジットカードと一体型ではないポイントカードを利用できるスタンドも多くなってきました。

楽天カードやTポイントカードといったポイントカードに対応しているスタンドもあるので、うまく利用していきましょう。

ガソリン代の安いスタンドを把握する

ガソリン代はガソリンスタンド会社によって異なります。

どこのガソリンスタンドが今週は安いかといった情報を業務中に確認しておいたり、SNSで情報を集めたりすることが効果的でしょう。

1円でも安いガソリンスタンドで給油していくことで、月や年単位でとても大きな額を節約できます。

ガソリン価格には、常にアンテナを張って情報収集しておきましょう。

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軽貨物で燃費のいい車ランキング!

「燃費のいい車がほしい」という軽貨物ドライバーに向けて、燃費のいいおすすめの軽貨物車両をピックアップしました。

ぜひ参考にしてください。

軽貨物で利用できる車両は?

そもそも、どのような車両が軽貨物車として利用できるのでしょうか。

以下の要件を満たした車が軽貨物車として登録が可能で、4ナンバーを取得できます。

  • 荷物を載せる床面積が1㎡以上あること
  • 前座席と荷物をのせるスペースの間に仕切りがあること
  • 乗車部より荷物スペースの方が広く確保していること
  • 車の最大定員より荷物を載せる重量の方が多いこと
  • ドアの寸法は縦横それぞれ80cm以上あること(軽自動車は縦60cm横80cm、トラックは除く)
  • 排気量は2000cc以下であること
  • 長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2m以下であること

上記の条件を満たしている、軽貨物車としておすすめの車両をランキング形式で紹介します。

【1位】【軽バン】【ハイゼットカーゴ】

安全性能に優れた「スマアシ」で運転をサポートする機能が備わっており、1日中運転するドライバーには重視したい点を抑えた軽バンです。

燃費は14.7km/L(WLTCモード・2WD / 4WDの場合)であり、軽バンの中でも低燃費で高パフォーマンスなのが人気のポイント

アクセル、ブレーキなどの運転状況を総合的に判断して、燃料消費を抑制するアイドリングストップ「エコアイドル」を搭載しており性能に関してはバッチリです。

さらにアイドリングストップ作動中の経過時間や、平均燃費が表示されるマルチインフォメーションディスプレイもあり、燃費の意識がしやすいです。

【2位】【軽バン】【エブリイ】

配送業、運送業に加え小売業や建設業などの職種にも推奨されている軽バンがエブリイです。

燃費は17.2km/L(WLTCモード・JOIN(ハイルーフ)2WD・5MTの場合)と、低燃費を売りにしている軽バンのひとつ

大きなダンボールはおよそ15箱、小さなダンボールは46箱ほど積み込めるというステータスを持っており、多くの荷物を運べるのが特徴です。

積み下ろしもしやすく、大きな荷物や長さのある荷物もスムーズにおこなえる点は軽貨物ドライバーにとっては嬉しいポイント。

【3位】【軽バン】【N-VAN】

快適さがポイントで、車内がオフィスのように感じられるような軽バンです。

燃費は19.2km/L(WLTCモード・FF / CVTの場合)でスズキ/エブリイには少し劣るものの低燃費で人気の軽バンのひとつ。

助手席側に大きな開口部がある仕様となっており、長いものや重いものは助手席側からも積み下ろしができる点がポイントです。

積むものや過ごし方に合わせて車内のレイアウトも変えやすく、さまざまな種類の荷物を運ぶ方には特におすすめだといえます。

軽貨物の燃費をよくするのは些細な意識の積み重ね

1つの方法だけでなく、より多くの節約方法を実践すること、節約効果を高めていけます。

日々こまやかな意識を持つことが、月や年単位で大きな金額を節約するのに効果的。

経費となるガソリン代を減ればそれだけ手取りも多くなるので、軽貨物で稼ぐためには欠かせないポイントでしょう。

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