軽貨物車両にかかる維持費をしっかりと把握することが稼げる軽貨物ドライバーの第一歩!

コラム

軽貨物ドライバーの仕事には車を使用しているため、どうしても維持費が経費としてかかってしまいます。

この維持費を売り上げの中から引いた金額が収入になるため、しっかりと把握しておくだけでなく、無駄や損がないかをしっかり確認しておく必要があるでしょう。

こまやかな維持費についてまだまだ分からないという軽貨物ドライバー初心者の方にも分かりやすくまとめていきます。

軽乗用車よりも維持費が抑えられる軽貨物車

軽自動車の維持費

同じ軽でも、軽乗用車と軽貨物車とでは維持費が大きく異なってきます。車自体の目的が、人を運ぶ軽乗用車と物を運ぶ軽貨物車とで違うため、維持費にも違いがうまれているという考えが基本にあるからです。

維持費にどのくらいの差が生まれてしまうのかについてご紹介していきましょう。

軽自動車税が安い軽貨物車

軽自動車税が軽乗用車と軽貨物車で異なります。

軽自動車税の額が「平成27年4月1日以降に最初の新規検査をした場合」と「初めての新規検査から13年経った車両の場合」で金額に違いが生まれるので気をつけてください。

平成27年4月1日以降に最初の新規検査をした場合

平成27年4月1日以降に最初の新規検査をした場合の軽自動車税の違いは以下の通りです。

  • 軽乗用車は10,800円
  • 軽貨物車は5,000円

初めての新規検査から13年経った車両の場合

  • 軽乗用車は12,900円
  • 軽貨物車は6,000円

「平成27年4月1日以降に最初の新規検査をした場合」と「初めての新規検査から13年経った車両の場合」ともに、軽乗用車か軽貨物車かによって半額以上の差があるのはとても大きいのではないでしょうか。

軽貨物車の車検は毎年ではなくても良い

軽貨物車は4ナンバーと言われる小型貨物自動車にあたるため、営業用に使用していても、「2年に1回の車検」で良いことになっています。

一方、普通自動車で、営業用ですと初回は購入後2年経ってから車検で、2回目の車検は毎年行わなくてはなりません。

毎年車検を行わなくて良いため、その分、営業用の軽貨物車両は同じく営業用の普通自動車と比べて、長い目で見て経費を大幅に削減できると言い換えることもできるでしょう。

軽貨物車自体の値段も安い

軽貨物車と軽乗用車を比較した場合、軽貨物車の方が車体の値段自体も安いです。軽貨物車は内装や外装へのこだわりを少なく設計されているため、車体本体の値段を抑えています。

極端な例ですが、軽乗用車と軽貨物車とでは50万円以上車体の値段が違うメーカーもあり、ベースが同じでも大きく金額が変わるということが多いです。

初期投資の観点からも軽乗用車よりも軽貨物車の方が安くてお得だと言えるでしょう。

主な軽貨物車両の維持費一覧

多くの軽バン

より具体的に軽貨物車両にかかる維持費をご紹介していきます。

主に軽貨物車両には以下の4つが維持費としてかかってきますので気をつけてください。

  • 駐車場の代金
  • ガソリンの代金
  • 軽自動車税と自動車重量税
  • 保険の代金
  • 整備費やメンテナンス維持費

それぞれの維持費について詳しくみていくことにしましょう。

駐車場の代金

毎月の維持費として大きなウエイトを占めるのは駐車場の代金でしょう。

地方では、月5000円で借りられたり、そもそも新築の家やアパートには駐車場があることが前提での契約ということもあったりしますので、金額を抑えていけます。

一方、都心では、駐車場代金は月25,000円から35,000円ほどが平均的な相場で、地価の高いところですと、月50,000円ということも。

都心と地方と10倍もの差が生まれることもあるため、駐車場代は重要な維持費になります。

住宅事情などあるかもしれませんが、軽貨物ドライバーで一生食べて行くという方は、ご自宅に駐車スペースを確保するようにしないと、都心では厳しい出費になってしまうのではないでしょうか。

ガソリンの代金

ガソリン代も維持費の中で大きなウエイトを占めるお金です。

ガソリン代も地域ごとに異なり、時期や世界の政治情勢などによっても左右されますが、1Lあたり120円から150円くらいが相場のことが多いので頭の中に入れておくと良いでしょう。

最新軽貨物車両の平均的な燃費が18km/Lくらいですので、1日の走行距離を軽貨物ドライバーの平均走行距離といわれる150kmに仮定すると、1日に約9Lのガソリンが必要です。

金額にすると、1Lあたり130円とすると1,170円、1ヶ月22日間働いたとして、約26,000円も経費としてかかることになります。

ガソリンの相場変動や夏場や冬場に冷暖房など使用するとさらに金額が変わるため、1ヶ月あたり多めの30,000円くらいを想定してガソリン代を考えると良いでしょう。

軽自動車税と自動車重量税がかかる

軽貨物車両には軽自動車税自動車重量税がかかりますので気をつけてください。

ここでは自家用ではなく、営業用や事業用での軽貨物車両にかかる税金についてご紹介していきます。

軽自動車税

軽自動車税は現状3種類のかかり方がある税金です。「最初の新規検査」から何年経ったのかや、平成27年の4月1日より前なのか後ろなのかによっても納税額が変わってくるので、注意が必要です。

  • 平成27年3月31日以前に最初の新規検査を行なっている場合(旧税率): 3,000円
  • 平成27年4月1日以降に最初の新規検査を行なっている場合(新税率): 3,800円
  • 初めての新規検査から13年経っている場合: 4,500円

自動車重量税

自動車重量税は、「新車登録のとき」と「車検のとき」にかかる税金ですので、気をつけてください。

ですが、エコカー減税の適用がなされる税金でもありますので、エコカー減税が適用されているかどうかによっても納税額が変わります。

「新車登録のとき」の納税額は以下の通りです。

  1. エコカー減税適用(免税): 0円
  2. エコカー減税適用(75%減): 1,200円
  3. エコカー減税適用(50%減): 2,500円
  4. エコカー減税適用(25%減): 3,700円
  5. エコカー減税適用なし(※): 5,000円
  • 平成27年度燃費基準達成していて、さらに平成17年排ガス規制75%低減しているものに関しては、新車新規登録などを平成27年5月1日から平成29年4月30日までの期間で行った場合の税額になる場合の金額

・エコカー減税適用なし: 5,200円

「車検のとき」の納税額は以下の通りです。

  1. エコカー減税適用(免税): 0円
  2. エコカー減税適用(50%減): 2,500円
  3. エコカー減税適用なし(エコカー): 5,000円
  4. エコカー減税適用なし(以下の条件以外): 5,200円
  5. エコカー減税適用なし(13年経過): 5,400円
  6. エコカー減税適用なし(18年経過): 5,600円

エコカー減税が適用されているか適用されていないかによって、納税額が変わるので注意が必要です。

保険の代金

保険代金も軽貨物車両の維持費として考えなければならないお金です。

「自賠責保険」と「任意保険」の2種類に加入している軽貨物ドライバーがほとんどですので、両方入ることを強くおすすめします。

両者の保険について、維持費の観点から確認していきましょう。

自賠責保険

軽貨物車両の新車購入の際に必ず加入していく自賠責保険。加入期間のパターンで多いのは、2年間の自賠責保険です。

軽自動車の車検の有効期限が2年なので、2年間の自賠責保険に加入する軽貨物ドライバーが多くいます。

自賠責保険の保険料は2年間で「21,140円」で、どこの保険会社でも一律の金額です。

任意保険

任意保険は文字の如く、加入してもしなくても良い保険です。さらに、運送で使う軽貨物車両は、仕事で乗っている時間も長く、事故の可能性が普通の乗用車よりも高くなるため任意保険の料金も高くなってしまいます。

ですが、もしもの時に備えて加入している軽貨物ドライバーも多いです。

なるべく安く、自分の仕事のスタイルにあった任意保険を探すべく、複数の保険会社の商品を比較して、見積もりを何社か出してもらうことをおすすめします。

しっかりと比較して、内容もよく維持費もかからない保険商品を探し出しましょう。

整備費やメンテナンス維持費

安全に軽貨物ドライバーの仕事をしていくために、車のメンテナンスは絶対に必要なことです。

車検だけでなく、軽貨物車両のメンテナンスとして多い「タイヤ交換」や「オイル交換」、「エアコンフィルターの交換」、「バッテリー交換」の費用の相場についてもご紹介していきましょう。

タイヤ交換

タイヤの溝が目視ですり減っているのが分かってくる走行距離の30,000kmから35,000kmが、タイヤ交換の目安だと言われています。

軽貨物ドライバーの平均的な1年の走行距離になりますので、年1回の交換だとイメージしておくと良いでしょう。

4本セット12,000円から15,000円ほどで、スタッドレスタイヤだと18,000円から42,000円ほどになります。

オイル交換

オイル交換は、走行距離や未整備の道をよく走ることがあったとしても、6ヶ月ごとか走行距離7,500kmで交換するのが良いと言われています。

1回4,000円から7,000円ほどの交換費用なので、年に4回3ヶ月ごとにオイル交換すると16,000円から28,000円ほどになるでしょう。

エアコンフィルターの交換やバッテリー交換

不定期にかかる維持費としてエアコンフィルターの交換やバッテリー交換があります。

どちらも1回3,000円から4,000円ほどなので、維持費としてこの金額を入れて計算しておくことをおすすめしたいです。

まとめ:「軽貨物車両の維持費をしっかり計算して把握しておこう!」

軽貨物車両に関わる維持費について、まとめてご紹介していきました。

売り上げから経費となる維持費や年金などを引いていった金額が軽貨物ドライバーの収入になるため、維持費の削減や把握は重要です。

時間がある時に今一度維持費を見直してみて無駄や損がないかを確認しておくことをおすすめします。

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  1. 2021.01.11

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