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セールスドライバーとはどんな仕事?年収や向いている人について解説

ドライバー職の一つとして、セールスドライバーという働き方があります。特に、業界新規参入者にとって、セールスドライバーという働き方のイメージがなかなか湧かないという意見も。

今回は、セールスドライバーという働き方について、以下の内容を中心に説明していきます。

  • 様々な能力が求められるセールスドライバーの仕事
  • 気になるセールスドライバーの年収事情とは
  • セールスドライバーの仕事の良い点・悪い点とは

セールスドライバーとして働くことを検討している方は是非参考にしてくださいね。

目次

セールスドライバーの仕事内容

セールスドライバーの仕事は配達だけではありません。

さまざまな能力が求められるため、日々スキルを高めていく努力が必要な仕事です。

セールスドライバーは顧客とのコミュニケーションをはからなければならない場面もあるため、コミュニケーション能力も必要になります。

セールスドライバーの主な業務内容には以下の通り。

  • 配達業務
  • 集荷業務
  • 配送料の徴収
  • 新規取引先開拓のための営業

それぞれについて詳しく説明していきます。

配達業務

個人から個人だけでなく、企業から企業、企業から個人へと荷物を配達していく業務がセールスドライバーのメインの仕事です。

自分が担当するエリアや企業、個人など、さまざまですが、荷物を預かって確実に目的地や到着時間指定で輸送していくことになります。

より多くの荷物を運ぶことで収入が増える出来高制もあれば、毎日配達件数のノルマをこなすことが重要になる日給制もあるのが特徴的。

配達の経路を覚えたり、効率的に運ぶ方法を見つけたりしていくことで、より多くの配達をこなすことができるでしょう。

集荷業務

企業から集荷を依頼されたり、個人から集荷を依頼されたりするのもセールスドライバーの仕事です。

企業からの集荷だと、毎日定時に尋ねて荷物を引き受け運んでいくことになるでしょう。

1日に数社回って集荷するという日も出てきます。

個人からの集荷の依頼は定期的ではなく単発で入るため、日によって差があるのが特徴的。

企業相手でも個人相手でも、依頼された条件通りに配達できる力が求められます。

配送料の徴収

意外とイメージにないセールスドライバーの仕事内容として、お金の受け渡しがあります。

企業相手でも個人相手でもお金の受け渡しに携わることがあります。

例えば、企業相手だと集荷の際の料金の徴収、個人相手だと代引き輸送が一番多いです。

代引き料金が高額になることもあるため、お金の管理はとても重要です。

近年では、電子決済での代引きもあるため、電子マネーやクレジットカードといったあらゆる決済方法を学んで、しっかりとおこなえるように日々仕事をしていかなければなりません。

お金のやり取りという責任ある仕事内容もありますので、セールスドライバーの責務は多いと言えるでしょう。

新規取引先開拓のための営業

セールスドライバー最大の特徴と言えるのが、「営業」も業務内容としてあるということでしょう。

営業ができるセールスドライバーはどこの職場でも求められています。

さらに、営業スキルが上がれば、収入アップにもつながるので、セールスドライバーにとって重要な仕事内容です。

配達エリア内の企業に営業をかけたり、契約している企業と配送料金や荷物の個数をより高く多くしてもらうために交渉をしたりなど、より多くの荷物を高額で配送できるように営業をしていく必要があります。

新たな取引相手はどういうところにいるのかを常に考えながら仕事をしていくのがポイントです。

セールスドライバーの1日の流れ

セールスドライバーの1日の中でする作業は、基本的に以下の通りです。

  • 荷物を積み込み
  • 配達、集荷業務
  • 新規営業
  • 荷下ろし作業

この流れを1日のルーティンとして、毎日作業をおこなっていきます。

出社から帰宅までのおおまかな流れはあり、繫忙期・閑散期によって残業の増減があります。

朝~昼出社
荷物の積み込み
配達
昼~夕方荷物の積み込み
配達
集荷
営業活動
夕方~夜配達・再配達依頼の対応
荷降ろし作業
帰宅

午前中は配達する荷物の積み込みと配達がメインで、昼は休憩や午後に向けて、再度荷物の積み込みをおこないます。

午後は配達や集荷をメインに、あわせて営業活動もおこなっていきます。

夕方からは配達ともに再配達の依頼も増える時間帯で、対応が終わると荷降ろし作業のために営業所に戻り、荷降ろしが完了すれば業務は終了です。

お中元や年末シーズンになると配達も増え、残業が発生する可能性もあるので作業時間の変動があることは頭に入れておきましょう。

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セールスドライバーと輸送ドライバーの違い

セールスドライバーは、担当エリアで荷物を運ぶだけではなく集金や営業など幅広い分野を担当する反面、輸送ドライバーは荷物を運ぶ専門のドライバーです。

セールスドライバーは営業活動も行うため、顧客の獲得実績や目標に対しての進捗も追わなければなりません。

一見、セールスドライバーは大変なように感じますが、営業活動をする上で顧客との交流もあるのでコミュニケーション能力の上達や営業力も身に付きます。

個人で軽貨物ドライバーとして活躍するには、コミュニケーション能力と営業力は重要なスキルとなるので、経験としてセールスドライバーに取り組むのもおすすめです。

セールスドライバーの年収は?稼げるって本当?

セールスドライバーの給与の基本は固定給とさまざまなインセンティブ。

ですので、インセンティブが多いセールスドライバーの年収は自動的に高くなりますが、インセンティブが少ないセールスドライバーは固定給だけということもありうる厳しい業界です。

平均年収は300万円から400万円ほど。

給与額に目が行きがちですが、以下で説明していく内容についても考えていく必要があります。

軽貨物ドライバーの年収やお金の話については以下の記事で解説しています。

セールスドライバーは頑張るほど稼げる?

セールスドライバーは、固定給だけでなく、さまざまなインセンティブがあるので、セールスドライバーは頑張れば頑張るほど稼げる仕事だと言えるでしょう。

インセンティブには、配達個数の多さ新たに契約成立した件数に応じて加算されていきます。

時間あたりの配達量を増やすべく、配達経路を見直したり、荷台の積み方を研究したり、細かな作業の時間短縮を考えたり。肉体労働だけでなく、頭脳労働も必要になります。

また営業は新しい企業との契約ももちろんですが、既存の取引先からの配達個数増加や運送代アップということでも業績とみなされることが多いです。

仕事の中心となる配送業務だけでなく、営業も頑張ることでより稼いでいけるでしょう。

給与額だけでなく就業時間から時給換算するのも重要

年収額に目が行きがちですが、毎日の就業時間に対する時給がいくらなのかを考えることも重要です。

極端な例ですが、「就業時間8時間での年収300万円」と「就業時間12時間での年収350万円」とでは、22日営業した場合の時給に直して考えると、前者の時給が1420円、後者の時給が1100円です。

年収額では分かりづらいですが、時給で考えると大きく異なることもあります。

空き時間で他の輸送の仕事をおこなえばさらに増収ということもありますので、時給額をしっかり求めたり、就業時間が長すぎないか見直したりすることで、より稼げるようになるといえます。

セールスドライバーとして働くメリット・デメリット

どんな仕事にも良い点、悪い点があります。セールスドライバーについても同じです。

この章ではセールスドライバーの仕事をしていく上で、良い点や悪い点について紹介していきます。自分の仕事観や人生観に照らし合わせてみてください。

向いているなと感じる方は、セールスドライバーの仕事に適性があると言えるでしょう。

セールスドライバーのメリット

努力した分が給料として目に見えるということと、一生使えるスキルが身に付くという点がセールスドライバーの仕事の良いところでしょう。

営業件数を増やし新規契約件数を増やしたり、より多く荷物を配達して行ったりすることでもらえるお金の額が増えていきます。

努力がそのままお金という形で見えるため、モチベーションを保ちながら仕事していくことができる点がメリットです

さらに、セールスドライバーの仕事を通して得た配達業務のスキルや営業先、営業トークは一生使えるスキルだと言えます。

独立開業を考えている方にとって、安定した給料を得ながらスキルを得られることは、セールスドライバーの仕事の魅力ではないでしょうか。

セールスドライバーのデメリット

「就業時間が長く残業が当たり前」である点や「臨機応変な対応が求められる」という点がセールスドライバーのデメリットだと言えるでしょう。

セールスドライバーだけでなく、ドライバー業全般にいえることですが、就業時間の長さという業界全体の問題があります。

特にセールスドライバーは日々最低ノルマの配達個数を配達しなければならないだけでなく、再配達の多さといった業界全体の悩みもあり、どうしても自分の思い通りにいかないことも多いです。

しかも、道路混雑や天候によって日々条件が変わるのも難しいところ。さまざまな要因で就業時間が長いという問題がある点は気をつけてください。

また、配達や集荷、営業、料金徴収といった様々な仕事内容があるため、臨機応変な対応が求められる場面が多いです。

複数の業務をするのが苦手な方やコミュニケーションをとるのが苦手な方にとっては辛い仕事だと言えます。

幅広い業務を行うとその分より多くのトラブルと出くわす確率も上がるでしょう。

どんな状況でも落ち着いて対応していかなければなりません。臨機応変な行動が求められるのもセールスドライバーの辛いところだという声を現場で多く聞きます。

セールスドライバーに向いている人

配達するだけではなく、人との交流も多くあるのがセールスドライバーの特徴です。

そのため、明るく礼儀があることも大切ですが、メリット・デメリットを踏まえてセールスドライバーに向いているのは以下のような人です。

  • 体力に自信がある人
  • トラブルが発生したとき冷静に対応ができる人
  • 幅広い業務に対して臨機応変に対応できる人
  • コミュニケーションが苦にならない人
  • 1人で効率的に仕事をこなしたい人
  • 努力した分成果がでるとモチベーションが上がる人

営業成績やノルマなどはチームで見られることもありますが、基本的に配達作業は1人でこなします。

そのうえでトラブルや幅広い業務に対して効率的、かつ臨機応変に対応できるかがセールスドライバーとしては重要なポイントです。

そのため、目標に対して裁量をもち、効率的に仕事をこなしたいという人は特におすすめだといえるでしょう。

セールスドライバーとして働くためには

セールスドライバーとして働くためには資格ももちろんですが、業務が幅広いため他のスキルも必要になります。

必要な資格やスキルに加えて、どのようにして仕事を探していけばいいのか解説します。

セールスドライバーに必要な資格・スキル

運転免許証は必須となっており、更に大型車を運転する場合は普通自動車第一種免許、または中型自動車免許も必要になります。

また、配達は重い荷物から軽い荷物まで、さまざまなものを運ぶので体力も重要なポイントでしょう。

加えて営業活動もあるので、コミュニケーション能力やセールス力も必要不可欠です。

黙々と配達業務をこなすだけでなく、人との交流があるので「話すのが好き」「いろんな業務に携わりたい」という方はやりがいも感じられるでしょう。

セールスドライバーを募集している求人を探す

セールスドライバーの募集は、求人サイトやマッチングサービスを通して探すことができます。

資格があり問題なく運転できれば、未経験からでも始めることができるのでハードルは高くないでしょう。

しかし、運転歴が浅い、もしくはAT限定の免許証のみ取得している場合などは応募できない場合もあります。

自身のもっている資格やスキルに沿っているか、募集要項をチェックして応募しましょう。

セールスドライバーを始めるなら運送会社の選定が命!

セールスドライバーは多くの企業が募集をしているため、「希望条件に合っているか」「スキルが身につきそうか」などの観点から見定めることが重要でしょう。

当サイトは、主に軽貨物を扱ったセールスドライバーの求人サイトで、希望条件にマッチした優良な運送会社の案件を見つけられます。

希望条件を洗い出し、サイトを活用しながら自分に合った運送会社選びをしていきましょう。

稼げるセールスドライバーとはと考え続けなければ稼げない仕事!

セールスドライバーの仕事は配達業務だけでなく、集荷や営業、料金の徴収といった幅広い業務をおこなっていくのが特徴です。

固定給にインセンティブという形の給与体系なので、努力すればより稼いでいける仕事だといえます。

ですが、長い就業時間というドライバー業界全体の問題点もあるため、注意が必要です。給与額だけでなく、時給換算することで仕事のクオリティを見直していくことも重要になります。

多くの場合、正社員という雇用形態になりますが、セールスドライバーの業務で得た配送業で使えるマルチなスキルは、後に独立を考えている軽貨物ドライバーにとって魅力的です。

自分の将来も考えながら、セールスドライバーという働き方を最初に選択していくことも良いのではないでしょうか。

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