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軽貨物のチャーター案件はなぜ稼げる?チャーター便の特徴や求人の探し方を解説

軽貨物ドライバーとしての収入をアップさせたいとき、「チャーター便をどのようにうまく引き受けていけるか」が話題にあがります。

チャーター便は急な軽貨物輸送を引き受けるため、割高な報酬がもらえることも多く身入りのよい案件です。

しかし、安定した収入が得られない、待機時間が発生するなど、チャーター便だけで生計を立てることは難しいといえます。

日々の軽貨物運送の業務とどのようにバランスをとっていくのかを意識しなければいけません。

今回は、チャーター便の仕事内容やメリット・デメリット、仕事の見つけ方などについて解説します。

目次

軽貨物のチャーター便とは

軽貨物ドライバーの仕事である「チャーター便」の仕事内容はどのようなものでしょうか?

ここでは、軽貨物ドライバーに依頼されるチャーター案件の具体的な仕事内容や特徴、荷主側の事情について詳しく解説します。

チャーター便の仕事内容

チャーター便とは、荷主と専属契約を結び、貸切で荷物を運んでいく輸送のこと

1つの車両を貸し切り、1度に多くの荷物を専属で運ぶのがチャーター案件の主な仕事内容です。

チャーター便の主な仕事内容は、下記の通りです。

  • 単発や突発的な依頼に対応する
  • 壊れやすいものや高額な商品などを輸送する
  • 多くの荷物を一度に輸送する

通常配送では対応しにくい、梱包が難しいものや壊れやすいものを運ぶことが多い傾向にあります。

軽貨物チャーター便を依頼する様々な事情

チャーター便を利用する荷主の事情には、主に下記のものがあげられます。

荷主がチャーター便を依頼する事情
  • 緊急を要する荷物を配達してほしい
  • 多くの荷物を時間通りに届けてほしい
  • 特定の事業所間で荷物を配達してほしい
  • 配送事故などのリスクは最小限にして荷物を運んで欲しい

緊急・遠距離・特定時間内での配送など、荷主による何らかの事情で荷物を運んで欲しい、というときに依頼されることが多いです。

また、一般的な混載便の場合は、複数の荷物を一緒に運ぶため融通が効きにくいというデメリットがあります。

一方、チャーター便の場合は、1つの車両を貸し切って運べるため、細かな時間指定や破損を防げる荷物の積み方ができる、などの自由が利きます。

このように、突発的に発生した荷物を決まった時間に運んで欲しい、安全に運んで欲しいと思う荷主にとって、チャーター便は重宝される運送方法として選ばれているのです。

チャーター便の特徴

チャーター便の特徴は、下記の通りです。

チャーター便の特徴
  • スポット便と異なり定期配送を受ける場合もある
  • チャーター便専属で働く場合、待機時間が必要になる
  • 往復で運送を依頼されるケースも多い

それぞれの特徴について、紹介していきましょう。

スポット便と異なり定期配送を受ける場合もある

チャーター便は、荷主の事情に対応して突発的に仕事をこなしていきます。

突発的な依頼に対応するという意味では、必要なときだけ緊急に対応するスポット便と似通っているようにみえます。

チャーター便とスポット便の主な違いは、1回の単発案件のみ請け負うかです。

チャーター便では、前日までに予約が入る案件と、当日に急遽依頼がくる案件の2つがあります。特定の日時を決めて専属ドライバーとなるケースもあります。

例えば、お歳暮シーズンなどの繁忙期でドライバーやトラックが足りないときなどに、一定期間の案件を受けるなどが挙げられます。

緊急時のみ単発で対応するスポット便と比べると、荷主の要望に合わせて一定期間の輸送を請け負うチャーター便のほうが、比較的安定しているといえるでしょう。

チャーター便専属で働く場合は、待機時間が発生する

チャーター便の仕事は、一般的なサラリーマンのように決められた時間内に働くものではありません。案件の依頼によって、動き方が大きく異なります。

そのため、前日までに予約が入っていない場合は、自宅で待機することになります。

また、当日に依頼が来ることも珍しくなく、チャーター便専属で働く場合は、突発的な仕事にも対応できるよう待機する必要があるのです。

依頼があったら即座に動けるよう、家で待機している間でも仕事着を着て身なりを整えておき、すぐに車に乗れる準備をしておく体制が求められます。

突発的な仕事にも対応してお金に変えていく意識が重要です。

往復で運送を依頼されるケースも多い

チャーター便で依頼される場合は、行きだけでなく帰りの輸送を打診されるケースも多くみられます。

往復輸送を受けることで報酬も2倍発生するため、収入が増えやすい点も特徴的です。

軽貨物のチャーターは稼げる?

ここからは、チャーター便の仕事でどのくらい稼げるのかを中心に、以下の3点について解説します。

  • チャーター案件の料金相場
  • チャーター便の報酬体系
  • 軽貨物のチャーター便は長距離になるほど稼げる?

各項目について詳しく説明します。

チャーター案件の料金相場

チャーター便は、特定の距離までの料金が細かく決められています

例えば、「20kmまでなら5,500円(税込)」「20km〜50kmまでは、1kmにつき220円(税込)」といったように、超過分の距離に対して運賃が上乗せされていく形が一般的です。

チャーター便の報酬体系

チャーター便は、運んだ個数や稼働時間ではなく距離によって報酬が決まります。輸送距離が比較的長いため、一般的な軽貨物運送と比べると報酬額は高めです。

さらに、荷主の急な都合に合わせることも多いため、報酬もより高く設定してもらえるケースもあります。

輸送の需要が増える時期などにチャーター便をうまく引き受けると、効率的に収入アップを狙うことも可能です。

軽貨物のチャーター便は長距離になるほど稼げる?

距離に対して報酬が支払われる体系とはいえ、距離が長くなるにつれ追加料金が安くなる傾向にあります。

例えば「51〜100kmなら、1kmにつき165円(税込)」といった具合です。そのため、距離が長ければ長い分たくさん稼げるわけではありません。

追加料金体系がどのように決められているか、事前に契約内容を確認しておきましょう。

軽貨物ドライバーがチャーター案件をおこなうメリット・デメリット

軽貨物でチャーター案件を請け負う前に、メリットとデメリットを確認しておきましょう。

チャーター案件のメリット

「割高な報酬が得られる」のは、チャーター案件を引き受ける大きなメリットです

チャーター便は緊急での案件が多いため、軽貨物案件の中でも単価が高めに設定されています。

また、再配達による負担が少ないのもメリットのひとつ。

一般的な配送と異なり、配達先は法人であることがほとんどです。法人間で荷物の受け取りをあらかじめ取り決めているため、留守の可能性がある個人宅への配達と違い、再配達の可能性も低くなります。

さらに、荷主によって高く評価された場合は、定期的にチャーター便を依頼されることも多いです。

緊急での依頼に対応することが多いチャーター便とはいえ、1回1回の仕事を丁寧にこなすことで継続的に依頼してもらえる可能性もあります。

チャーター案件のデメリット

チャーター便のデメリットは、「時間厳守で配達しなければいけない」という点です。◯時までに届けるといったように、決められた時間内に配達する必要があります。

そのため、走り慣れていない場所でもしっかりと時間計算ができるというドライバーとしての力量が必要とされます。

カーナビや道路状況をいつでも確認できるように、必要な機材は事前に準備しておきましょう。

また、「報酬が不安定」というのもデメリットとして挙げられます。

チャーター便だけで稼ごうとすると、思ったような収入が得られない可能性が高いでしょう。

また、長距離配送は運転時間も長くなります。体力勝負になることが多いため、くれぐれも長時間運転をこなせる体力も身につけておくようにしてください。

チャーター便だけでなく普段の軽貨物運送業と組み合わせて収入アップ!

「いつ・どこまでに運ぶのか」が急に決まるのがチャーター便の特徴です。

そのため、チャーター便のみの軽貨物輸送で、毎月安定した収入を稼ぐのは至難の技といえます。

  • 平日の日中はルートを回る軽貨物輸送を安定的に請け負う
  • 夜間や週末などはチャーター便を不定期で受ける

上記のように、チャーター便だけでなく通常の配送も請け負いながら、収入を増やすことをおすすめします。

軽貨物のチャーター案件はどうやって見つける?

ここからは、チャーター案件の見つけ方を、以下の3つに分けて解説します。

  • 求人サイトでチャーター便の依頼を探す
  • マッチングサービスを利用する
  • 委託元の運送会社から案件をもらう

それぞれについて詳しくみていきましょう。

求人サイトでチャーター便の依頼を探す

1番手っ取り早い方法は、求人サイトに掲載されているチャーター案件を見つけることです。

チャーター案件は単発での依頼が多いため、幅広いジャンルを扱う求人サイトより、軽貨物ドライバー募集の求人サイトを利用するのがおすすめです。

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マッチングサービスを利用する

荷主とドライバーを直接繋げる、軽貨物配送マッチングサービスを活用するのも一手です。

マッチングサービスにはたくさんの案件が掲載されています。案件の詳細も記載されているため、受ける受けないも慎重に判断できる点がメリット。

また配送の帰りに別の案件を予約して、往復配送で稼ぐといった使い方も可能です。

空いた隙間時間などに利用できるため、チャーター案件で効率的に稼ぎたいと考えている場合は、マッチングサービスへの登録をしておきましょう。

委託元の運送会社から案件をもらう

大手運送会社と業務委託契約を結び、チャーター案件を受ける方法もあります。

例えば、佐川急便の場合だと、宅配便で送れないものを業務委託ドライバーに依頼してチャーター便で送るというサービスを行っています。(軽マッチング – 佐川急便の当⽇緊急配送

佐川のチャーターシステムは、荷主がウェブで発注すると、配送ドライバーが決められ集荷&配達する、といった仕組みです。24時間365日受付をしているため、臨時収入を増やしたいときに活用できますよ。

チャーター便をじょうずにこなして、収入アップを目指そう

軽貨物ドライバーとして収入を増やしたい場合は、高単価なチャーター案件を効率的に請け負うのがおすすめです。

しかし、チャーター便にもメリットとデメリットがあるため、目標収入や自分自身のライフスタイルに合わせて依頼を受けることが重要です。

荷主とドライバーを繋ぐマッチングサービスなど、新しいチャーターシステムも生まれており、チャーター案件の需要は益々発展していく可能性もあります。

軽貨物ドライバーとして収入を増やしたい場合は、チャーター案件をうまく探しながら、隙間時間を利用してみてはいかがでしょうか。

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